サマータイムレンダ

多分、南雲先生が一番好きなんですけど、南方竜之介を含めた、変人で頭めちゃくちゃ回ってハンマー振り回して優しくてハイネと弟と朝子を失ったあの人生の南雲先生が好きだったんだ、って自分の業に気付いてどうにもならない苦しさを抱えている。
沖矢昴は死んだんだよな……………。

朱鷺ちゃんのこともあんなに好きであんなに告白してて、でも好きな人は自分ではない人が好きだし、兄みたいに何度も告白もできないし、あまつさえ応援して……って思うと(役割を引き受けなければならない時も辛かっただろうし)、どうにかしたいけどどうにも手段を思いつかないやるせなさかもどかしさがずっと、ずっとある。

漫画はどうか分からないけど(でもアニメみたいに丁寧に皆のこと取り上げてたんだったら「(印象的な登場をした人物の中で)この人は「まだ」取り上げられてない」で気付かれたかな)、声優でボスが分かる、サスペンスドラマみたいなアニメでしたね。

展開の速さも第一シーズンのOPとEDの格好良さから第二シーズンのブチ上がりみたいな構成も、途中最後のバトルは(ここまで来たらもう町は大丈夫だろ、って)逆に安心して見ちゃったところはあるけど(まあ最後主人公とラスボスだけの戦いにさせようとするとああいう舞台にならざるを得ないのは「作者の半分くらいはそうなっちゃうだろうな」って、分からなくもない(ので単純に好みじゃないってだけだと思う))、でも最後以外本当に好きだったので、面白いけど次の展開が恐くて時々再生ボタンを押すか迷うような、本当に面白いアニメだったんだけど(絵の線も好きだし)、理屈は分かるんだけど、それまでの前提を全崩しだったのは、主人公にとってはあれが一番のハッピーエンドだからそりゃそれでいいんだけど、彼が澪と南雲先生だったら澪を選ぶのも分かるしだからそれにはショックを受けても納得はするので、その飲み込んだ「南雲先生が死んだこと」へのショックが皆が生き返ってしまってどこに持って行けばいいのか分からずずっと彷徨ってる。
何もかもの理屈をひっくり返して潮が生き返るくらいならOKOKドンと来いって思ってたんだけど、いやしおりちゃんを見ると慎平が「ホッとした」って言ってた気持ちは私もあるんだけど、300年前の過去を変えたらそことそことそこだけが都合良くは変わらんだろ、っていうもっと全然違う人生になっている気がして(過去を変えたことによって両親の未来が変わって自分が消滅するみたいなアレ(そこまで極端とは思ってないけど、一部の人の職業・性格とかは変わるかなって思う派。半分くらい「環境が人を作る」と思っているので)(菱形のお父さんが笑ってたのがそうですよと言われたら「そうか」ってなるけど)(あとハイネと竜之介は「友達になって」と約束したんだから、ならそこは親子じゃなくて友達になって欲しかったーーー(「友達みたいな親子」というものがあるとして、それはそれとしてな!?)(自然に登場させるためにその組み合わせがスムーズなのも分かるけど!!)(しおりちゃんと一緒に笑ってるハイネにホッとする気持ちもあるけど!)(根津さんの左目があるとか、奥さんがいるとかにもホッとしたけど!!!))、作中で「確定」としていたことは「確定」のまま持って行って欲しかった(その努力で掴んだ先の未来だから)、「選択」をするならそれに伴う「代償」が欲しかった、みたいな気持ちで最後がめちゃくちゃnot for meだったということは分かるんだけど、この気持ち所詮「俺の好きな南雲先生は死んだ」って理屈だけで捏ね回したものだったらどうしよう………………。

あ、でも、皆(ほとんど)が和歌山弁っていう、その土地感あってめちゃくちゃよかったですね。よかった。

あーーーー!!!!!スピンオフでハイネ(16)と南雲先生の話あんの!?!?…………それはこの世界線でないと生まれない物語(嬉しさと前述の気持ちとで複雑)………。

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